休みを終えて出社した後、社外向けのメールで「お休みをいただいておりました」と書いていいのか迷う人は少なくありません。実はこの表現、敬語としては避けたほうがよい場面が多く、社外向けにはより適切な言い換えがあります。ここでは正しい考え方と、そのままコピペして使える例文を紹介します。
- ✓「お休みをいただいておりました」が社外向けに適さない理由
- ✓そのまま使える社外向けメール例文(詫び・報告・事前連絡)
- ✓NGになりやすい表現と言い換え方
NGになりやすい表現と言い換え方
結論から言うと、休みを終えて出社した後に社外の相手へ送るメールでは「お休みをいただいておりました」ではなく「休みを取っておりました」「不在にしておりました」と書くのが望ましい表現です。「休み」は自分側(自社側)が取るものであり、そこに「お」を付けると身内の行為を敬うことになってしまい、社外の人に対しては不適切になりやすいためです(出典:マイナビニュース)。==メール本文では「休みを取っておりました」「不在にしておりました」を軸に組み立てるのが安全です==。ただし社内向けや、すでに柔らかい表現が定着している相手には「お休みをいただいておりました」がそのまま許容される場面もあります。以下では、実際にコピペして使える社外向け例文を場面別に紹介します。
「お休みをいただいておりました」のビジネスメール例文集

筆者返信が遅れたことを詫びる場合
「ご連絡が遅くなり誠に申し訳ございません。〇月〇日まで休みを取っておりました関係で、お返事が本日となりました。」
使える場面:休暇明けに、休暇中に届いていたメールへ返信するとき。
「大変ご無沙汰しております。私事により〇日間休みをいただいておりましたため、ご返信が遅れましたこと、心よりお詫び申し上げます。」
使える場面:長めの休暇(慶弔休暇・私用の連続休暇など)明けで、経緯にも軽く触れたいとき。
休暇中の問い合わせへの対応を報告する場合
「休暇中にいただいておりましたご用件について、確認が遅れておりました。本日より対応いたしますので、今しばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。」
使える場面:休暇中に来ていた依頼や質問に、出社後まとめて対応するとき。
今後の休暇予定を事前に知らせる場合
「なお、私は〇月〇日から〇日まで休みを取る予定でございます。その間にご用件がございましたら、〇〇(担当者名)宛にご連絡いただけますと幸いです。」
使える場面:これから休みに入ることを、あらかじめ取引先へ伝えておきたいとき。
使うときの注意点とNG例・言い換え表現
社外向けメールで特に避けたいのが、役職や敬称を付けたまま自社の人間の休みを伝える書き方です。「〇〇部長はお休みをいただいておりました」のように身内に敬称を付けるのは、相手(社外の人)を立てる敬語の考え方に反します(出典:文化庁)。社外向けには「〇〇は」「担当の〇〇は」のように敬称を外して書くのが基本です。
NG例:「田中部長はお休みをいただいておりました。」
言い換え:「田中は休みを取っておりました。」
また、休んでいた理由を詳しく書きすぎるのも避けたほうが無難です。私的な事情は「私事のため」「所用のため」程度にとどめ、深く立ち入らないのがビジネスメールのマナーとされています。※本記事は執筆時点(2026年7月)で確認できた一般的なマナーに基づく内容です。
よくある質問


「お休みをいただいておりました」は絶対に使ってはいけませんか?
絶対的な誤りというより、社外向けの改まったメールでは避けたほうが無難な表現、という位置づけです。社内のやり取りや、すでに柔らかい言い回しが定着している相手には使われることも多く、場面に応じた判断が現実的です。
メールの件名にも気をつけることはありますか?
件名は「ご返信が遅くなり申し訳ございません」など、詫びの要点が伝わる短い表現にすると本文を開く前に状況が伝わります。この点についての公式な統一ルールは確認できませんでした。
関連する質問
「お休みをいただいております」は正しい言い方ですか?
「お休みをいただいております」は、社外向けのメールでは避けたほうが良い表現です。社外の相手に対しては「休みを取っておりました」や「不在にしておりました」と言い換えるのが望ましいです。
休みを取っておりましては正しい表現ですか?
「休みを取っておりまして」は、社外向けのメールでも適切な表現です。この言い回しは敬語としても問題なく、ビジネスシーンでの使用が推奨されます。
お休みをいただきましたは敬語ですか?
「お休みをいただきました」は敬語ですが、社外向けのメールでは不適切な場合があります。より適切な表現は「休みを取っておりました」などです。
まとめ
社外向けメールでは「お休みをいただいておりました」よりも「休みを取っておりました」「不在にしておりました」を軸にすると、敬語として無難に整えられます。場面別の例文をベースに、詫びの言葉や今後の予定を添えれば、そのまま実務で使える一通に仕上がります。今後仕様や情報に変更があれば更新します。

