非通知の着信履歴があって折り返そうとしたら、かけ直せなかった。あるいは、自分が電話をかけたら「186をつけておかけ直しください」というアナウンスが流れて、つながらなかった。
どちらも「非通知」が原因で起こるトラブルです。ただ、原因も対処法もまったく別なので、先にどちらの状況なのかを確認しておきましょう。
- 非通知の着信にかけ直しできない理由
- 「186をつけておかけ直しください」と流れる理由と、すぐできる対処法
- iPhone・Android・会社の電話で非通知設定を確認する方法
筆者「かけ直せない」の中身は、実は2パターンあるんです。まずは自分がどちらに当てはまるか、下の表で確認してみてくださいね。
非通知でかけ直しできないのはどっち?まず状況を確認


| あなたの状況 | 原因 | 読むところ |
|---|---|---|
| 非通知の着信があり、折り返したいができない | 相手の番号が自分に届いていない | 「非通知の着信にかけ直しできない理由」へ |
| 自分が発信したら「186をつけて…」と流れた | 自分の番号が非通知になっていて、相手が非通知を拒否している | 「186をつけておかけ直しください」へ |
| 自分が発信したら呼び出し音も鳴らずに切れる | 非通知拒否のほか、着信拒否・電波・番号違いの可能性も | 「かけ直しできないときのチェックリスト」へ |
非通知の着信にかけ直しできない理由
結論から言うと、非通知の着信には、こちらからかけ直す方法はありません。
非通知で発信すると、相手の電話番号は通信会社のネットワークの段階で伏せられ、受けた側の電話機には届きません。着信履歴に番号が残っていないので、スマホでも固定電話でも折り返しはできない仕組みです。
非通知の相手に連絡を取りたいときの対処法
かけ直せない以上、できることは「相手からもう一度かけてもらう」ことです。
- 心当たりがある相手なら、メールやチャットで「先ほどお電話をいただいたでしょうか」と確認する
- 病院・役所・会社の代表番号など、非通知でかけてくる可能性がある相手は、こちらから代表番号に問い合わせる
- 留守番電話を設定しておき、用件と連絡先を残してもらう
- 次回以降に備えて、非通知拒否の設定を検討する(後述)



病院や一部の会社は、決まりで非通知発信にしていることもあります。大事な連絡を待っているときは、すぐに非通知を拒否せず、留守番電話を使うのがおすすめですよ。
「186をつけておかけ直しください」と流れる理由
自分が電話をかけたときにこのアナウンスが流れたら、次の2つが重なっています。
- 自分の電話番号が非通知の状態で発信されている
- 相手が「非通知の着信を受けない」設定をしている
たとえばドコモの「番号通知お願いサービス」では、非通知でかけてきた相手に「最初に186をつけて発信するなど、電話番号を通知しておかけ直しください」というガイダンスを流し、自動的に電話を切ると案内されています(参考:NTTドコモ「番号通知お願いサービス」操作ガイド)。auやソフトバンクにも同じようなサービスがあります。
つまり、相手の電話が壊れているわけでも、着信拒否されているわけでもありません。自分の番号を通知すれば、そのままつながります。
非通知設定を解除してかけ直す方法


番号の頭に「186」をつけて発信する(いちばん確実)
もっとも早くて確実なのが、電話番号の頭に「186」をつけて発信する方法です。
| 発信のしかた | 結果 |
|---|---|
| 186+相手の電話番号 | その通話だけ、自分の番号を通知する |
| 184+相手の電話番号 | その通話だけ、自分の番号を非通知にする |
| 何もつけない | 端末や回線の設定どおりになる |
例:090-1234-5678にかける場合は「186 090 1234 5678」と入力します。
設定画面を探す必要がないので、急いでいるときはまずこれを試してください。
iPhoneで発信者番号通知の設定を確認する
186をつけるのが面倒な場合は、端末の設定を確認します。
- 「設定」アプリを開く
- 「アプリ」→「電話」を選ぶ(iOSのバージョンによっては「設定」→「電話」)
- 「発信者番号通知」をオンにする
なお、契約している通信会社によっては、この項目が表示されないことがあります。その場合は186をつけて発信するか、通信会社の設定を確認してください。
Androidで発信者番号の設定を確認する
Androidは機種によってメニュー名が異なりますが、おおむね次の流れです。
- 「電話」アプリを開き、右上のメニュー(︙)をタップ
- 「設定」→「通話アカウント」や「通話設定」を選ぶ
- 「追加設定」などの中にある「発信者番号」を「番号を表示」にする
見つからない場合は、機種名と「発信者番号」で取扱説明書を確認するか、186をつけて発信しましょう。
会社の固定電話・内線からかけている場合
会社の電話は、ビジネスフォンの主装置やPBXの設定で、外線発信がまとめて非通知になっていることがあります。
- 186をつけて発信できるか試す(機種によっては外線発信番号「0」のあとに186をつける)
- それでもつながらない場合は、総務部や電話の管理担当者に確認する
- 取引先へ頻繁にかける場合は、番号通知に変更してもらうよう相談する



会社の電話が非通知になっていると、取引先にずっとつながらないこともあります。「186で直るなら、設定ごと見直してもらう」くらいの気持ちで、担当者に相談してみてくださいね。
非通知でかけ直しできないときのチェックリスト
186をつけてもつながらない場合は、非通知以外の原因も考えられます。上から順に確認してみてください。
| チェック項目 | 確認すること |
|---|---|
| 186の入力位置 | 番号の「頭」に入れているか。途中や末尾では効かない |
| 電話番号 | 市外局番の抜け・番号違いがないか |
| 着信拒否 | 相手が自分の番号そのものを拒否している可能性 |
| 電波・圏外 | 自分や相手が圏外になっていないか |
| 機内モード・通話制限 | 機内モードや、通話の利用制限がかかっていないか |
| 会社の電話の設定 | 外線発信の方法や、PBXで186が使えるか |
アナウンスの内容が「186をつけて…」以外であれば、非通知が原因ではない可能性が高いです。流れたアナウンスをメモしておくと、通信会社や社内の担当者に相談するときにスムーズです。
まとめ:非通知でかけ直しできないときは「どちら側の非通知か」を確認
非通知の着信にかけ直しできないのは、相手の番号が届いていないためで、こちらから折り返す方法はありません。一方、「186をつけておかけ直しください」と流れたときは、自分の番号が非通知になっているだけなので、番号の頭に186をつければすぐにつながります。
普段から非通知で発信しないよう、iPhone・Androidや会社の電話の設定も一度確認しておくと安心です。

