iPhoneで写真を撮ると、思ったより容量が大きくなって困ることがあります。特にメール添付、Web掲載、書類提出、ストレージ節約をしたい場合は「iphoneカメラ画素数 下げる方法はあるの?」と気になる方も多いはずです。この記事では、iPhoneで写真の画素数や容量を下げる方法、機種ごとの違い、注意点を分かりやすく解説します。
- ✓iPhoneで写真の画素数を下げられる機種と設定方法
- ✓写真の画素数とファイル容量の違い
- ✓撮影後に写真サイズを小さくする方法と注意点
iphoneカメラ画素数 下げる方法は機種によって違う

iPhoneのカメラ画素数を下げたい場合、まず知っておきたいのは、すべてのiPhoneで自由に画素数を変更できるわけではないという点です。Androidスマホの一部機種のように、カメラアプリ内で「3MP・8MP・12MP」のように細かく選べる仕様ではありません。
ただし、近年の一部iPhoneでは、写真モードの解像度を12MPまたは24MPに変更できる設定があります。Apple公式のiPhoneユーザガイドでも、対応モデルでは「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「写真モード」から12MPまたは24MPを選べると案内されています。
iPhoneで画素数を下げたい場合は、まず「設定」→「カメラ」→「フォーマット」を確認しましょう
対応機種なら写真モードを12MPにできる
対応しているiPhoneでは、以下の手順で写真の標準解像度を下げられます。
「設定」アプリを開く
「カメラ」をタップ
「フォーマット」をタップ
「写真モード」を開く
「12MP」を選択する
この設定が表示される機種であれば、通常撮影時の写真を24MPから12MPへ下げることができます。写真を大きく引き伸ばしたり、強くトリミングしたりしない用途であれば、12MPでも日常利用には十分なケースが多いです。
筆者48MP撮影をオフにするのも重要
iPhone 14 Pro以降のProモデルなどでは、48MP撮影に対応している機種があります。Apple公式情報では、iPhone 14 Pro以降のProモデルではApple ProRAWを12MPまたは48MPで撮影でき、48MPはより細部を残せる一方で、12MPはファイルサイズが小さくなると説明されています。
48MPで撮影していると、1枚あたりの容量が大きくなりやすくなります。Appleによると、ProRAWの12MPは約25MB、48MPは約75MBになる場合があるため、ストレージを圧迫しやすい点にも注意が必要です。
そのため、画素数や容量を抑えたい場合は、カメラアプリ上部の「RAW」「HEIF Max」「RAW Max」などがオンになっていないか確認しましょう。
古いiPhoneでは画素数を直接下げられない場合がある
iPhone 11、iPhone 12、iPhone 13など、標準の写真撮影が主に12MPの機種では、カメラ設定からさらに低い画素数へ変更できない場合があります。
この場合、「iphoneカメラ画素数 下げる」と検索しても、カメラの撮影設定だけでは解決しないことがあります。代わりに、撮影形式を高効率にする、撮影後にリサイズする、送信時に圧縮するといった方法でファイルサイズを小さくするのが現実的です。
iPhone写真の画素数と容量は同じではない
「画素数を下げたい」と考えている人の多くは、実際には写真の容量を小さくしたいケースが多いです。ここを混同すると、必要以上に画質を落としてしまう可能性があります。
画素数とは、写真を構成する点の数のことです。一方、容量はファイルサイズのことで、画素数だけでなく、保存形式や圧縮率、色の情報、RAW撮影の有無などにも左右されます。
写真を軽くしたいだけなら、画素数を下げるより保存形式を見直す方が効果的な場合があります
画素数を下げると細部の情報は減る
画素数を下げると、写真の細かい情報が減ります。スマホ画面で見るだけなら違いが分かりにくいこともありますが、拡大したり、印刷したり、後からトリミングしたりすると差が出やすくなります。
例えば、商品写真、書類写真、風景写真などで一部を切り抜いて使う予定がある場合は、最初から画素数を下げすぎない方が安全です。特に仕事用の資料やWeb掲載用の素材では、後で使い回せるように元画像は高画質のまま残すのがおすすめです。
容量を下げたいなら高効率フォーマットを使う
iPhoneには「高効率」と「互換性優先」という保存形式の設定があります。Appleは、HEIF/HEVC形式での撮影を推奨しつつ、古い形式で撮影したい場合は「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「互換性優先」を選べると案内しています。
容量を抑えたいなら、基本的には「高効率」を選ぶのが有利です。高効率では、写真はHEIF形式、動画はHEVC形式で保存されるため、同程度の見た目でもファイルサイズを抑えやすくなります。
ただし、古いパソコン、業務システム、提出フォームによってはHEIC形式に対応していない場合があります。その場合は、JPEGでの提出が必要になることもあります。



RAWやProRAWは容量が大きくなりやすい
写真を軽くしたい場合、RAWやProRAWは基本的にオフにしておく方が無難です。Apple公式でも、ProRAW写真は画像情報を多く保持するためファイルサイズが大きくなると説明されています。
RAWやProRAWは、写真を本格的に編集したい人向けの形式です。明るさ、色、ホワイトバランスなどを後から細かく調整しやすい一方で、通常の写真より容量が大きくなります。
普段使い、SNS投稿、メモ代わりの撮影、メール添付が中心なら、RAWを使う必要はほとんどありません。
iphoneカメラ画素数 下げる具体的な設定手順
ここでは、iPhoneで写真や動画のサイズを小さくしたいときに確認すべき設定を順番に紹介します。機種やiOSのバージョンによって表示名が多少異なる場合がありますが、基本的な確認場所は「設定」アプリ内の「カメラ」です。
写真モードを12MPに設定する
対応機種では、まず写真モードを12MPに変更します。
設定手順は以下の通りです。
「設定」を開く
「カメラ」をタップ
「フォーマット」をタップ
「写真モード」をタップ
「12MP」を選ぶ
この項目が表示されない場合、そのiPhoneでは標準カメラの写真解像度を12MP以下に直接変更できない可能性があります。その場合は、後述するリサイズや圧縮で対応しましょう。
設定項目が出ない場合は、故障ではなく機種仕様の可能性があります
48MPやRAW Maxを使わない設定にする
高画素撮影を避けたい場合は、「解像度コントロール」や「ProRAWと解像度コントロール」の設定も確認します。Apple公式のユーザガイドでは、48MPで撮影するには「設定」→「カメラ」→「フォーマット」で「解像度コントロール」または「ProRAWと解像度コントロール」をオンにすると案内されています。
つまり、容量を小さくしたい人は、必要がなければこれらの高解像度撮影を使わない方がよいということです。
カメラアプリの上部に「RAW」「HEIF Max」「RAW Max」などが表示されている場合は、タップして通常撮影に戻せるか確認してください。



保存形式を高効率にする
写真の容量を抑えたい場合は、保存形式も確認しましょう。
設定手順は以下の通りです。
「設定」を開く
「カメラ」をタップ
「フォーマット」をタップ
「高効率」を選択する
「高効率」は容量を抑えやすい一方で、HEIC形式になるため、相手側の環境によっては開けないことがあります。ビジネス用途で相手に送る写真は、送信前に相手の指定形式を確認しておくと安心です。
動画は解像度とフレームレートを下げる
写真ではなく動画の容量を下げたい場合は、「画素数」よりも動画の解像度とフレームレートを変更します。Apple公式では、iPhoneのモデルによってHD、4K、HD PAL、4K PALなどの形式や、24・25・30・60・120fpsなどのフレームレートを変更できると案内されています。
設定手順は以下の通りです。
「設定」を開く
「カメラ」をタップ
「ビデオ撮影」をタップ
「720p HD」または「1080p HD」などを選ぶ
必要に応じて30fpsを選ぶ
4K 60fpsは高画質ですが、容量も大きくなります。容量を抑えたいなら、日常用途では1080p HD 30fps程度が扱いやすいです。
撮影後に写真の画素数や容量を下げる方法


すでに撮影した写真は、カメラ設定を変更しても自動では小さくなりません。過去の写真を軽くしたい場合は、撮影後にリサイズや圧縮を行う必要があります。
ショートカットアプリでリサイズする
iPhone標準の「ショートカット」アプリを使えば、画像を指定サイズに変更する処理を作れます。例えば、「画像をリサイズ」「画像を変換」「写真アルバムに保存」といったアクションを組み合わせることで、写真の横幅を小さくしたり、JPEGに変換したりできます。
この方法は、ブログ用画像、問い合わせフォーム用画像、書類提出用画像などに便利です。ただし、リサイズ後の画像は元画像より情報量が減るため、念のため元写真を削除せずに残すことをおすすめします。
メールやLINE送信時に圧縮される場合がある
メールアプリやメッセージアプリでは、送信時に画像サイズを小さくできる場合があります。相手に確認用として送るだけなら、この方法でも十分です。
ただし、アプリによっては自動圧縮され、画質が落ちることがあります。正式な書類、本人確認書類、商品画像、印刷に使う写真などは、勝手に圧縮されると問題になる場合があります。



画像圧縮アプリやWebツールを使う
写真の容量を細かく指定したい場合は、画像圧縮アプリやWebツールを使う方法もあります。「500KB以下にしたい」「横幅を1200pxにしたい」など、明確な条件がある場合に便利です。
ただし、個人情報が写った写真、書類、免許証、請求書、社内資料などを外部サービスにアップロードするのは避けた方が安全です。プライバシーに関わる画像は、端末内で処理できるアプリやショートカットを使う方が安心です。
個人情報を含む写真は、外部の圧縮サイトに安易にアップロードしないことが大切です
iPhone写真の画素数を下げるときの注意点
iPhone写真の画素数や容量を下げることにはメリットがありますが、使い方を間違えると後悔することもあります。特に、後から高画質版が必要になる可能性がある写真は注意しましょう。
トリミングや印刷には不利になる
画素数を下げると、後から写真の一部を切り抜いたときに粗く見えやすくなります。例えば、集合写真から人物だけを切り出す、商品写真の一部を拡大する、書類の文字を読み取るといった使い方では、画素数が高い方が有利です。
また、A4印刷やポスター印刷など、大きく印刷する場合も画素数が不足するとぼやけて見えることがあります。保存容量を節約したい気持ちは分かりますが、重要な写真は高画質で残しておく方が安心です。
HEIC形式は相手が開けないことがある
「高効率」で撮影した写真は容量を抑えやすい一方、HEIC形式で保存されることがあります。最近の端末やアプリでは対応が進んでいますが、古いWindowsパソコン、社内システム、Webフォームでは対応していない場合があります。
相手から「JPEGで送ってください」と指定されている場合は、互換性優先で撮影するか、送信前にJPEGへ変換しましょう。特にビジネス用途では、相手が開ける形式かどうかを優先することが大切です。
元画像を残してから圧縮する
写真をリサイズ・圧縮すると、基本的には元の品質には戻せません。そのため、圧縮版を作るときは、元画像を残したまま別ファイルとして保存するのがおすすめです。
特に以下の写真は、元画像を残しておきましょう。
仕事で使う写真
本人確認や書類提出用の写真
商品・施工事例・作品写真
旅行や家族写真など再撮影できない写真



関連する質問
iPhoneの写真の画素数を下げる方法はありますか?
はい、iPhoneの一部モデルでは設定から写真モードの画素数を12MPに変更できます。設定アプリから「カメラ」→「フォーマット」→「写真モード」と進み、12MPを選択することで画素数を下げられます。
iPhoneの写真データを軽くする方法は?
iPhoneの写真データを軽くするには、撮影形式を高効率に設定するか、撮影後にリサイズや圧縮を行う方法があります。また、保存形式を見直すことで、容量を小さくすることも可能です。
iPhoneのカメラの画質を低くするにはどうしたらいいですか?
iPhoneのカメラの画質を低くするには、設定から画素数を12MPに下げることが効果的です。また、48MP撮影をオフにすることで、ファイルサイズを小さくすることもできます。
まとめ
iPhoneでカメラの画素数を下げる方法は、機種によって異なります。対応機種であれば、「設定」→「カメラ」→「フォーマット」→「写真モード」から12MPを選ぶことで、通常撮影の画素数を下げられます。
一方で、すべてのiPhoneで自由に画素数を変更できるわけではありません。古い機種や設定項目が表示されない機種では、保存形式を「高効率」にしたり、撮影後にリサイズ・圧縮したりする方法が現実的です。
また、48MP、RAW、ProRAW、RAW Maxなどを使うと写真の容量が大きくなりやすいため、日常利用では必要なときだけ使うのがおすすめです。
iPhone写真を軽くしたい場合は、まず「画素数を下げたい」のか「容量を小さくしたい」のかを整理しましょう。容量を抑えるだけなら、高効率フォーマットや送信用リサイズで十分なこともあります。大切な写真は元画像を残し、用途に応じて軽量版を作るのが安全です。

