振込を依頼する場面では、日時・金額・振込先口座の3点を最初に明示し、依頼の理由と期限を丁寧な言い回しで添えるのが基本です。この記事では、社外・社内・目上の相手など状況別のメール例文と、送る前に見落としやすい注意点をまとめました。読み終える頃には、そのままコピーして使える文面が手に入ります。
- ✓振込をお願いするメールの基本構成と最短の書き方
- ✓社外・社内・目上向けの状況別テンプレート
- ✓送信前に確認すべき注意点とNG表現
振込をお願いするメールの結論:まず押さえる3つの要素

振込を依頼するメールは、「金額」「振込先」「期限」の3点を本文の早い段階で明示することが最も重要です。これらが曖昧なままだと相手が確認の返信をする手間が増え、振込自体が遅れる原因になります。基本形はこの通りです。
お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。
先日ご相談しておりました件につきまして、下記の通りご送金をお願いできますでしょうか。
ご送金金額:〇〇円
お振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 口座番号〇〇〇〇〇〇〇 口座名義〇〇
お振込期限:〇月〇日(〇)まで
お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願いいたします。
「金額・振込先・期限」の3点は箇条書きにして、本文中に埋もれさせないことがポイントです
筆者振込をお願いするメールの例文集【社外・社内・目上向け】



社外の取引先へ送る場合
先方が顧客や取引先にあたる場合は、依頼というより「ご協力のお願い」という姿勢で書くと角が立ちません。
平素より大変お世話になっております。〇〇株式会社の△△でございます。
先般ご案内いたしました件について、恐れ入りますが下記口座へのお振込をお願いできますでしょうか。
お振込金額:〇〇円
お振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 〇〇〇〇〇〇〇 名義〇〇
お振込期限:〇月〇日まで
なお、振込手数料につきましては恐縮ですがご負担いただけますと幸いです。
ご多用のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
使える場面:請求済みの代金や立替金の回収を依頼するとき
社内の同僚・他部署へ送る場合
社内であれば形式ばりすぎず、要件を簡潔に伝える方が読みやすくなります。
お疲れ様です。経理部の〇〇です。
下記案件について、〇〇口座への振込対応をお願いできますでしょうか。
金額:〇〇円
振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 〇〇〇〇〇〇〇
期限:〇月〇日まで
対応可能かどうか、〇日までにご返信いただけますと助かります。
よろしくお願いいたします。
使える場面:経費精算や部署間の立替金処理を依頼するとき
目上の方・上司へお願いする場合
自分より立場が上の相手には、依頼というより「ご確認・ご対応のお願い」という表現に置き換えると自然です。
お忙しいところ恐れ入ります。〇〇部の△△です。
先日お伝えしておりました件につきまして、下記の通りお振込のご手配をいただけますと幸いです。
お振込金額:〇〇円
お振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 〇〇〇〇〇〇〇
ご希望の対応期限:〇月〇日まで
急なお願いで恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。
使える場面:稟議を経て上司に送金の最終承認・実行を依頼するとき
相手が目上の場合は「お願いする」より「お手配いただけますと幸いです」のように、依頼の主語をぼかす言い回しの方が丁寧に響きます
振込依頼メールで気をつけたい注意点とNG例
本体①の例文をベースにしつつ、実際に送る前に見直しておきたいポイントをまとめます。
振込先情報は本文中に必ず記載すること。「別途お伝えします」とだけ書いて添付やチャットに情報を分散させると、相手が探す手間が発生し、振込が遅れる典型的な原因になります。
期限の書き方も要注意です。「なるべく早めに」のような曖昧な表現は避け、「〇月〇日(〇)まで」と具体的な日付・曜日をセットで書きます。
手数料負担についても触れておくと親切です。振込手数料をどちらが負担するかは法律で一律に定められたものではなく、当事者間の取り決めによる商習慣とされています。トラブルを避けるため、依頼メールの中で「手数料は貴社(御社)にてご負担いただけますと幸いです」のように明記しておくと後の確認のやり取りを減らせます。
NG例としてよく見られるのが、以下のような書き方です。
「至急振込お願いします」だけで金額・口座を書かない
件名だけで用件が分からない(例:「お願い」とだけ書く)
過度にへりくだりすぎて要件が埋もれる長文
※本記事の例文・言い回しは執筆時点(2026年7月)の一般的なビジネスメール慣行に基づく内容です。社内規定や取引先との取り決めがある場合は、そちらを優先してください。
振込依頼メールに関するよくある質問


振込先の口座情報はメール本文に書いても大丈夫ですか
セキュリティ上の懸念がある場合は、電話や社内システムなど別経路で口座番号のみ伝える方法も広く行われています。ただし機微度が高くない社内間のやり取りであれば、本文に記載するのが一般的です。判断に迷う場合は自社の情報管理ルールを確認してください。
返信がない場合、催促のメールはどう書けばいいですか
「ご多用のところ恐れ入りますが、〇月〇日までにご対応状況をご確認いただけますでしょうか」のように、期限と確認したい内容を明確にして再送するのが基本です。感情的な表現は避け、事実(期限が近い旨)を淡々と伝える形にすると角が立ちません。
「ご送金」と「お振込」はどちらを使うべきですか
どちらも誤りではなく、業界や社内慣習によって使い分けられています。金融機関では「送金」、一般企業間では「振込」が使われる傾向がありますが、公式な使い分けの規定は確認できませんでした。取引先が普段使っている表現に合わせるのが無難です。
関連する質問
お振込のお願いの例文は?
お世話になっております。〇〇株式会社の△△です。先日ご案内いたしました件について、下記口座へのお振込をお願いできますでしょうか。お振込金額:〇〇円、お振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 口座番号〇〇〇〇〇〇〇、期限:〇月〇日まで。何卒よろしくお願いいたします。
支払いのお願いの例文は?
お疲れ様です。経理部の〇〇です。下記案件について、〇〇口座への振込対応をお願いできますでしょうか。金額:〇〇円、振込先:〇〇銀行 〇〇支店 普通 口座番号〇〇〇〇〇〇〇、期限:〇月〇日まで。ご確認のほどよろしくお願いいたします。
振込を依頼するにはどうしたらいいですか?
振込を依頼する際は、金額、振込先、期限を明示することが重要です。メールの冒頭でこれらの情報を箇条書きにし、依頼の理由や丁寧な言い回しを添えると良いでしょう。相手の立場に応じた表現を使うことも大切です。
まとめ
振込を依頼するメールは、金額・振込先・期限の3点を本文の早い段階で明示し、相手との関係性に応じてへりくだりの度合いを調整することが要点です。今回紹介した例文をベースに、自社の状況に合わせて文面を調整して活用してください。今後仕様や情報に変更があれば更新します。

